アエラでは各種ドレンボルトを販売しておりますが、長い間パニガーレ用のドレンボルトを開発してきませんでした。それはなぜか。。。純正のドレンボルトが「けっこうよく出来ていた」からなのです。
アルミ削り出しで制作され、磁石が内蔵されていてエンジン内部の鉄粉なども吸着することが出来る必要十分な機能を持った純正ドレンプラグがあったから作らなかったワケです。
しかしパニガーレの登場以来の長い沈黙を破り(大げさですね)とうとうパニガーレ用ドレンボルトを作っちゃいました!これまで作らなかった事にワケがあるなら、作ったことにもちゃんとワケがあるのが【アエラ】なのです。
[caption id="attachment_28280" align="aligncenter" width="600"] ワイヤリングの為のホール加工済みです、サーキットユースには必須ですね! 磁石は先端の細い部分ではなく割りピンで止められているドーナツ型の部分。大きいですね![/caption]
素材は超々ジュラルミンとして知られる、アルミニウムA7075を使用しています。表面処理にハードアルマイトを施し、磁石には耐熱ネオジム磁石を用いています。
では純正と比較してどのくらい鉄粉の吸着力が強くなったのか、ここで検証していきましょ~
検証では鉄粉の代わりに鉄製のピンを使います。
[caption id="attachment_28281" align="aligncenter" width="450"] 13mmの長さのピンをたくさん用意して、まずは純正ドレンボルトを近づけていきます。[/caption]
[caption id="attachment_28282" align="aligncenter" width="450"] ピンの中へ磁石部分をつっこみ、混ぜるような動きで吸着させていきます。[/caption]
[caption id="attachment_28288" align="aligncenter" width="450"] ゆーっくりドレンボルトを引き上げるとピンがたくさんくっつきました![/caption]
[caption id="attachment_28284" align="aligncenter" width="450"] では、次にアエラ製ドレンボルトをぐーりぐーりして[/caption]
[caption id="attachment_28285" align="aligncenter" width="450"] 大漁ですね![/caption]
[caption id="attachment_28286" align="aligncenter" width="600"] もちろん向かって左がアエラ製、右が純正です。磁力の差は歴然としていますね![/caption]
では、純正ドレンボルトとアエラ製ドレンボルト、それぞれどのくらいのピンがくっついてきたのか数えてみました!
[caption id="attachment_28290" align="aligncenter" width="600"] ひと束10本づつに並べてみました。 ただいまの純正ドレンボルトさんの記録! 83本!![/caption]
[caption id="attachment_28291" align="aligncenter" width="600"] アエラ製ドレンボルトの記録はなんと160本でした![/caption]
結果は純正83本に対してアエラ製は160本と、ほぼ倍の記録を達成しました!この結果には計測したスタッフも逆にびっくりしました笑
カスタムしても見えない部分にある、縁の下の力持ち的なパーツですが、これだけ磁力に差があればきっといい仕事をしてくれますね!
次回のオイル交換のときにはぜひご注文ください~!
・ドレンボルト販売ページはコチラ
アエラにパニガーレ用ドレンボルトがあるのをご存知ですか?
2017/02/07