AELLA ブランドストーリー
AELLAの歴史の始まり・・・
創設のきっかけとなるストーリーはいつから始まったのか。
歴史を振り返ると、その始まりは1991年のブランド立ち上げよりずっと前から始まっていた事がわかります。
日本初となるプライベートレーシングチーム、「フライングドルフィン」設立の背景
1970年 当時21歳だった糟野は、全日本ロードレース250ccジュニアクラスチャンピオンを獲得。
翌年の1971年にMFJ最優秀選手賞を受賞し、糟野はMFJよりヨーロッパ派遣を経験しました。
ヨーロッパでは数多くのプライベートレーシングチームが存在し、
当時の日本にはない「賞金レースやスポンサー制度の文化」がプライベートレーサーのレース活動を支えている様子を目の当たりにして帰国しました。まさにオートバイの文化が根付いていたようです。
当時の日本ではレース参戦に多額な費用がかかる反面、
レースで優勝をしても賞金金額がないなど、レース活動自体に参入・継続の障壁がありました。
このままでは日本のオートバイ文化の継続、発展、普及が難しいと考えた糟野は、
日本でのプライベートレーサーの活動を応援できる方法を模索しました。
こうして設立されたのが、日本初となるプライベートレーシングチーム「フライングドルフィン」。
1972年、元WGPチャンピオンの根本健氏との活動が始まりました。
AELLAブランドストーリー②に続く...