【ステムベアリング】を例に

2017/08/25

本日は「ステムベアリング」を例にしたお話です

↓は、DUCATIでキャブ車時代に採用されていた「ステムベアリング」です
テーパーローラーベアリング(円錐コロ軸受)という種類です

「勿体ないのでお気を付けください」

このステムベアリングに異常を抱えた車両が実は多いです
オーナーの皆様はその異常に気づいておられないです!
何故なら症状の変化(進行・劣化)はゆっくりと進み、比較するものが無くなるからです

ステムの動きはハンドリングの良否に直結するので、
ほっとけないです(ほっといてはいけません)
せっかくの愛車に乗れるのに気持ち良く乗れないのは勿体ないですね!!!

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ここまで錆びるとセルフステア
(二輪車が持つ特性の1つで、ハンドルを意識的に切らなくても車体がバンクした際に自然にハンドルが切れていく現象)
なんておこりえないです
センターロックといって、ステムが直進状態から力を加えないと動かない状態になります


勿体ないでしょ!

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勿論、新品と交換になります
コロの間にしっかりとグリスを詰め込んで組み付けます

これで、また楽しくバイクライフを楽しんで頂けます

いつも乗る自分のバイクだけに異常や変化、劣化には気づきにくいと思います
せっかく乗れるのに調子よく乗れないのは勿体ないです

年次点検でこのような症状は早期解決できます
楽しいオートバイライフの為にも、点検のご入庫お願いします

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この投稿は2017/08/25