【ブレーキオイル】

2017/10/05

ブレーキオイルについてです!

↓は劣化してしまったブレーキオイルです


P1100592


F1のブレーキローターがブレーキング時にまっ赤に焼けているシーンを
見たことがありますか?
一般走行ではそこまで温度が上がらないのですが、高温となることは確かです。
そうすると、必然的にブレーキフルードにもかなりの「熱」が伝わります。

その「熱」が加わるとブレーキホース内に気泡(エア)が発生してしまいます。
気体は液体と違って圧力がかかると体積が小さくなるため伝達効率が低下し、
スポンジを踏んでいるかの如くペダルの踏み応えがなくなってしまいます。
これが 「エアがみ」 です
ブレーキがまったく効かなくなってしましますね。
(DUCATIにお乗りの皆様はこれに近い症状を経験されていると思います)

これは「べーパーロック」という症状です。


ここでやっと、ブレーキフルードのお話がはじまります。
本日は、ブレーキフルードの詳細についてはおいておきまして、
交換しないと危険な事がわかって頂けたと思います。

走行中に突然ブレーキが効かなくなっとことを想像してみてください。

まずは、点検で最低限の2年毎の交換をお願いします。

DUCATIは特にリアブレーキが心配ですね
ブレーキ作動によって高温になるだけでなく、マフラーの熱による影響が大きいです!!!


 

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この投稿は2017/10/05