【スクランブラーカスタム 8】

2018/01/18

ご挨拶が遅くなりました
本年も宜しくお願いいたします

サービス一同


さて、
「いつになったらエンジン組むの?」

と聞こえてきそうですね
しっかり進んでおりますので楽しみにしてくださいね!


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まずはクランクシャフトです
DUCATI本社でもバランスがとられていますが、
ばらしたからには、日本の制度でダイナミックバランスをとります
見えない部分ですが高回転になるほど、その恩恵を感じます

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クランクのエッジに光沢がありますね
ピストン周りとの重さの誤差を調整した結果です

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余談?ですが、
しっかりと刻印され部品の管理をメーカーがしているのがわかります
感のするどい皆様ならお気ずきのとおりですが、
796系のエンジンはこのクランクシャフトが使われています

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勿論、クランクメタルはオイルクリアランスを確認して新品に交換します
重要な作業です

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このように新品には表面がコーティングされています

ネジ穴周辺が何か見慣れない雰囲気でしょ???


2分割されるこの部品はネジの締め付けトルクて結合します
上下がずれないようにと、様々な工夫がされています
これは、よく使われるノックピンタイプではなく、
「かちわり」といわれる技法です
ひびが入って割れたかのようなこの表面ですが、
ノックピンとは比較にならない結合力です


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不思議ですね (^^)

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最後は指定されたグリスで確実に締め付けて完成します

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こんな感じです

コンロッドにも数字が刻印されていますが、
これは上下一対の部品だからです

クランクケースの重要な仕事、
クランクシャフトとミッションの調整を終えたので、
次は、ヘッドを組みます

軽快なエンジンフィーリングを求めて、やることはまだまだ課題があります
次回の投稿も楽しみにお待ちくださいね


サービス
この投稿は2018/01/18