本日は、車両のインプレのご紹介です。
スタッフの生の声(本音と感想)が、皆様のお役にたてたらと思います
SCRAMBLER DESERT SLED編
SCRAMBLER DESERT SLEDは、
もともとオフロード志向のキャラクターであるSCRAMBLERの中でも、
特にオフロードの個性を強化したモデルです
スポークホイールにブロックタイヤ、アジャスタブルサスペンション、
エンジン・スキッドプレートに強化されたフレームとなると
オフロードをまさに走るイメージですね
発表当初、
「DUCATIもついにこんなモデルをだしたか」っていう感じでした
ライディングの楽しさ、個性的なスタイル、そして自由な自己表現という本質が
さらに進化しています
いつでもどこでも気軽に走りたくさせるSCRAMBLERですが、
DESERT SLEDはさらにその気にさせます
前置きが長くなりましたが、
以下はご検討の参考にしてください
気に入っている点
スタイルを気に入っていることは言うまでもありません!
・シート高
860mm(ICONと比較して+50mm)
170cm、62kgの私ですが、安心して足はつきます
フラフラしたり、片足のみしかつかないとい事にはならないです
つまり、高い視点でのツーリングが可能となるためライディングにゆとりがあります
視界が広いって素晴らしいことに気づきますよ
ハイパーモタードやムルティもそうですね
もし、足つきに不安があればシート横を少し削ることでシート高を変えることなく足つき性を
向上させられます
DPよりマイナス20mmのシートも準備されています
・ハンドル
テーパーバーがなにより恰好よいです!
幅は、オフロード走行が前提の為やや広いです
自分には少し広く、少し遠いですが、
これはまずバイクになれることからですよ
視界と同様に姿勢にゆとりができて、要らぬ力もはいらないです
要らぬ力をかけなれない絶妙なポジションです
結果的に長距離を走っても疲れが少ないということです
DUCATI京都のオーナーの皆様もハンドルの交換は1度もないです
幅広には慣れる為の時間が必要かもしれませんが、すぐに慣れますのでご安心ください
・ホイール・タイヤ
フロントホイールの19インチはクセも気にならないくらい、
他のロードバイクのように乗れます
標準装着されたPirelli製のScorpion Rally STRは、
ツーリングでの峠も高速道路もカバーしてくれます
ブロックタイヤならではのゴロゴロ感も気にならないです
何より結構ロードでのグリップが高く不安にならないんです
ちなみにオフロードは、まだ走ってないです!
ツーリング中のけもの道くらいです
オフロードこそ、本領発揮でしょうね
走りたいです
・サスペンション・フレーム
SCRAMBLERシリーズのなかでアジャスタブルサスは他にはないです
しかも簡単に調整できます
どこでも走れそうですね
特別に作られた(補強された)フレームは、きっと良いはず
自分としてはオフロードでの効果は分からないので、
見た目重視です
この特別感がそそられませんか?
・スイングアーム
今までこの手のスイングアームでは、ベアリングをクランクケース側に取り付けられていました
しかし、今回はベアリングの位置をスイングアーム側に変更されました
特別感と本気度が伺えて気にいっています
フレームの強度を上げるために行われました
ピボットレスではなく、ピボットありということですね
また、車高があがることでスイングアームの角度が垂れてしまいますが、
他のモデルより6mm下にスイングアームを取り付けることで、
ディメンジョンは最適化されています
・スロットルコントロール
初期モデルではこのシリーズの割に低速での扱いやすさに欠ける面がありましたが、
しっかりと改善されています
手首が自然に回ってライディングする常用域が5000回転未満とすれば、
そこまでは、とにかく開けやすく、
少しラフな運転さえも許容してくれます
かなりロースロになっていて、スピードを出すには開けにくいですが、
ツーリングでは、言うことないと思います
ちなみに、簡単にハイスロにもできますよ(お好みで)
・車体
乾燥重量 191kg
車両重量 207kg
この程度の重量なら、車高が高くでもフラフラしにくいですね
乗っても重さは感じないです
それよりは、
キャスター 24°
ホイールベース 1505mm
トレール 112mm
ステアリング角 35°
フロントホイールトラベル 200mm
のおかげか、安定感がある割に軽く走れちゃいます!!!
ということで、
(以下、セールスポイントです)
SCRAMBLERらしくいつでもどこでも気軽に走れる最高の車両です
オフロードに特化した車両ではありますが、オフロードを走らなくても良いですよ(^^)
これは、ライトなツーリングモデルと思っていただいても良いと思っています
ショートツーリングからロングツーリング、
ダート走行迄、どこでも走れます
ツアラーとして旅に出ることも可能です
空冷エンジンの回している感とその姿も美しいですね
この種類の車両は最近のはやりですね
大人気のモデルです
この良い時期を逃さないでくださいね
改善したい点
・燃費
約20km/Lです。素晴らしい数値ですが、欲張って23km/Lくらい
走れたらなぁと思っています
自分しだいか???
・外気温度表示
これはシステム的に仕方ないのですが、実際と差がありすぎます
エアBOX内に温度センサーがあり、外気温度とはかけ離れています
対策してほしいですね
・ヒューエルトリップ
残りわずかまでガソリンが減った時につくランプと連動して、
そこからの走行距離を表示しますが、
ポンプの形状とセンサーの位置が原因で、ついたり消えたりしてしまいます
知っているので心配でなないですが、何となく・・・。
・ガソリン容量
13.5Lですが、これはスタイル優先なので仕方ないですね。
予備タンクを持ち運ぶかなぁ???
・クラッチ
FCCクラッチとなりましたが、もう少しキレが良いほうが乗りやすいです
SCRAMBLERシリーズ全般で改善してほしいと感じています
DUCATI京都
【SCRAMBLER DESERT SLED インプレ】
2018/05/07