本日も車両のインプレのご紹介です
定休日に改めて走ってみましたので、ご報告です
スタッフの生の声(本音と感想)が、皆様のお役にたてたらと思います
カタログでは分からない事も見えてくるかもしれませんので
長文にもお付き合いくださいね
MONSTER821 2018年モデル編
「ネイキッドスポーツ」の真髄がモンスター
このモンスターがバイク業界に革命をおこして25年が経過しました
本質的でスポーティな見た目、俊敏性とパフォーマンスの両立
特に「821」は運転のしやすさに重点がおかれています
スポーツ走行を一般道で楽しめるように設計されています
お伝えしたい事は沢山ありますが、詳細はメーカーサイトに任せて
ここではスタッフの生の声ということでご参考にしてください
テスターの身長は170cm、62kgです
実はモンスター好きで、モンスターが初めて水冷化されたS4というモデルを
所有していた経験もあります
スタイルについては、記載しないのですがやはり進化して格好よくなりました
どんどんアグレッシブに改善していくのがDUCATIの良いところです
イタリアンパッションですね
スタイリッシュになり、歴史を尊重し、イエローのモデルがラインナップされたところは
ファンの一員としては嬉しです(展示車ございます)
では・・・
・Euro4適合
今までの821とは、別物になりました
話が長くなりすぎてしまうので、
ユーロ3をお乗りの皆様、モンスターファンの皆様、まずは乗ってください
すぐに「ネイキッドスポーツ」の意味が伝わります
・ポジション
ハンドル幅、ステップ位置については、申し分ないと思います
タンクの形状が変わったこともあり、
フレームに足があたることなくニーグリップもできます
とても自然なポジションで今までのポジションとは全くことなります
守備範囲の広さを感じます
・新型マフラー
何よりサイレンサーから聞こえる歯切れのよい重低音!!!
スポーツしたくなるじゃないですか(^^)
走る気にさせてくれる音は大好きです
「DUCATIらしい」ってやつです
・ライディングモード/パワーモード
昨今の電子制御の勢いは止まりません
安全に楽しめるのは言うことないですから
今回の3種類のライディングモード(SPORT・TOURING・URBAN)が絶妙で
特にお気に入りが「TOURINGモード」です
ありきたりな表現になりますが、
SPORTの直線的なパワーデリバリーより穏やかで2字曲線的になります
でも、ツキが悪いと感じることはなく制御がストレスにならないです
晴れでしっかりスポーツしたいときは、勿論「SPORTモード」ですよ
ツーリングや街乗りはTOURINGモードが楽しめます(まわしたくなります)
さすがにURBANモードは、1日のツーリングに疲れた時や豪雨の日にしか使わないかもしれません
選ぶ楽しみがあることは、嬉しい事ですね
※スロットルも信頼性が高まり、サプライヤーが変更されています
・メーター
取り付け角度が変更されいつでも見やすくなりました(前のモデルは見えなかったですね)
カラー液晶になり、ギヤポジションが表示され、ガソリン容量も燃費も全て把握できます
ここまではユーロ4なので当たりまえです(これはユーロ4のレジュレーションです)
特筆したいのは、視認性の高さです
見たいものがすぐにわかります
光センサーが内蔵されたメーターですが、その働きの精度が高い!!!
トンネル、日陰などではすぐにメータ表示が切り替わり暗くても見やすい表示に変わります
・ハンドルスイッチ
特にウィンカーに今まで問題がありました
ウィンカーを出したつもりがでていない、消したつもりが消せていない・・・
改善しました(^^)
1つずつのスイッチの形状を変更し操作ミスを圧倒的に削減しています
デザインも野暮ったくなく、スタータースイッチはまたまた工夫されていますよ
・ブレーキレバー
レバーの位置がアジャストしやすくなりました
目立たないところですが、あと少しの調整って難しいんですよね
しかも、このモデルは横置きブレーキマスターなので特にその恩恵は大きいです
スポーツしやすいですよ
・クラッチ
FCCセルフサーボクラッチが装着されています
適度に軽く、でも入りやすいです
軽くするとシフトの入りを少し犠牲にしがりですが、
このモデルはシフトのフィーリングは良いです
スリッパーの機能も兼ね備えているので、スポーツ走行でも安心してシフトダウンできます
ロックしにくい機構が内蔵されています
・DQS
お待たせしました!クイックシフターです
しかもアップ/ダウン対応です!
標準装備ではないところが悔しいですが、これは必ず購入してください
クイックシフターと聞くとレース用と思われていないですか?
それはもう昔の話です!
少しでもはやくチェンジをしなければならないレースからの技術ではありますが、
考え方を変えてください
出力がゼロになる時間を短く出来るのことにメリットがあります
そうすることで、車両が不安定になる時間を減らせます
結果として、ブレーキやカーブの進入に集中出来るということです
レースする為ではなく、安全なスポーツの為に購入してください
スロットルオフ→レバー握る→チェンジする→レバー離す→スロットルオン
こんなことから解放されましょう
ワクワクしてきませんか???
と、これくらいにしておきますね
セールスポイントです
「ネイキッド」というカテゴリーはいったい何でしょうか?
カウルを装備していない車両で
エンジンの機能美や無骨な外観をデザインとして前面に出し、
常用域に重点をおいた出力特性に設定されたカテゴリーです
スーパースポーツでもクルーザーでもないものです
つまり、楽しみ方使い方は、ユーザー次第ということです
悩むことは何もないです!!!
好きなように楽しめるのが、ネイキッドの良さです
そして、特に扱いやすいスポーツ性を引きだしているが
モンスター821ということになります
ホイールベースは水冷モンスターのなかでは
最も短く設定され、
軽快な操作性もアピールポイントです
まずは試乗して体感してください
スタッフの声は、カタログスペックでは表現できません
是非、参考にしてください
雨の日でも走りたくなるバイクかもしれませんよ (^^)
その他
・高さ調整式シート(785/810) あんこ抜きシートにしなくても何とかなりそうです
・最高出力109ps この辺の馬力ならストレスなく楽しめますよ
・ガソリン容量 16.5L 燃費 20~23km/L
コンパクトでシャープになったガソリンタンクですが、
この数値はうれしいですね
ガソリンスタンドが減り、ガソリンの価格が高騰中の今、ありがたいです
・サスペンション
十分に仕事しれくれます
が、
さらに求めたくなったらモンスター1200シリーズのご検討が良いと感じています
モンスター1200もまたインプレ書きますね
DUCATI京都
【MONSTER821 インプレ】
2018/05/09