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本日は、ブレーキのサブタンクキャップについてです
役目についてです
理科の話になりますよ(^^)
(理科は苦手だった方が多いと思いますが、バイクのりはそうではなかったと思います)
基本的に液体の多くは、高温になると体積が増えますね
液体は体積が増えると膨張して通常の液面より上昇します
上昇した液面を貯蔵しなければブレーキフルードは溢れます
そこで、「容器」が必要となります 受け皿ですね
これが役目の1つでもあります
ちなみに、色々な言われ方をされています
・ブレーキタンクキャップ
・ブレーキリザーバーキャップ
・ブレーキダイアフラムキャップ
これでですね!
もう1つ重要な役割があります
ブレーキのフィーリング悪化を阻止する事です
ブレーキパッドとディスクは、摩耗するにつれキャリパーのピストンの出量が多くなります
このキャリパーピストンの出量分、ブレーキフルードを多く送り出す必要があります
この時、ブレーキフルードはリザーバータンク内に充填されているブレーキフルードを使用します
ブレーキフルードを送り出すとリザーバータンク内はマイナスの圧力が発生します
これを「負圧」といいますね
負圧が発生すると、ブレーキレバーの感触がフワフワしたようなエアがみした感じになります
そこで、負圧を避ける為にリザーバータンクに空気をおくり大気圧状態(気圧を均一)にする必要があります
ゴムパッキンとふたは完全に密着しているのではなく、空気の通路がありますね
負圧にならないように、リザーバータンクキャップに溝・ゴムに切り欠きがあります
穴を開ける事で外から空気が入るようになり負圧にならないのです
本題に入る前にお気付きでしょうか?
このキャップにはオイルがついています(ふたを開けたばかりです)
本体側にも勿論、蓋のまわりはオイルまみれ(--)
ここまででお分かりのように自然現象としてこれは避けられないです
点検では、必ず一度蓋を開けて清掃します
同時にゴム(ダイアフラム)の状態を確認します
DUCATI京都の車検整備では、必ず車検時に交換です!!!
これだけ重要な部品ですから
これだけ大事な役目をはたす部品なので、純正部品はより良くなっていきます
最近では、このよういにダイアフラムプレートが追加され、
漏れに対する信頼性も高まりました ♪
交換して2年経っているなら交換してください
オイルがにじんで、メーターやガソリンタンクにオイルがついてからでは、遅すぎますよ
これも、「DUCATI京都」の車検整備の1つです
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